2008年01月24日

お願いだから・・・

先日、愛媛動物愛護センターの事を 書きました。
続きが 有ります。

あの日、負傷動物の部屋に 1頭のMダックスが居ました。

 「どこか 怪我をしているのですか?」

 「いいえ、この子は 大部屋に入れていると
     虐められるから こちらに入れているだけです。」

赤色の リボンか首輪をしていました。
とっても 可愛い顔をしていて 大人しい子です。

 「なぜ この子は ここに連れてこられたのだろうか?」

この子を連れて帰りたいとも 思ったのですが
今日は 他の用事でリードの会のスタッフ数名と
一台の車で来ているし 時間も有りません。
翌日、殺処分が有ると 聞いていたのですが
この子の様子から 次回の殺処分と 
勝手に 思い込んでしまいました。
翌日は 昨日見た、今日殺処分される子達の顔が
頭から消えず ただただ

  「御免なさい」

を 繰り返し心の中で 叫んでいました。

センターのスタッフの方の 言葉が 耳から離れません。

  「連れて帰るのならば 全部の子を
      連れて帰ってあげてください。
   でも この子達だけで 終わりじゃないですよ。
   まだまだ 次々とやって来ますよ。」

そう、それが現実なのです。
後日、Mダックスの事を 問い合わせると

  「あの子は もう殺処分されました。」

  「え!あの子を 引き取りたかったのに・・・」

  「あの子は 噛み付く犬で 誰も触れなかった。
    手を 上から持っていくのは勿論
   下から持っていっても 噛み付いてくるんです。」

  「私は 今までに そんな子も引き取った事があったのに・・・」

  「世の中 あなたみたいな人ばかりじゃ 無いですからね。」

スタッフの方も 辛そうでした。
私が見たのは 氷山のほんの 一角です。
センターの スタッフの方々は
これまで どれだけの数の悲劇を見て
どれほどの数の 身勝手な人間の 

  「後始末」

を してきたのでしょうか?・・・
私の 何十倍もの哀しみ、苦しみを味わっているのです。
それでも 犬達が 野生化し、群れになり
人々の生活を 脅かさ無いように
人々を守る為に しているのです。
誰が 好き好んで「命」を 奪うでしょうか・・・
私の知っている 動物愛護センターのスタッフの方々は

  「「殺処分」を 1頭でも減らしたい!」

と 日々、悪戦苦闘しています。

このMダックスだって 初めから噛み付く犬ではなかった筈です。
私は Mダックスのブリーダーをしていた事も有ります。
赤ちゃんを取り上げ、ヘソの尾を始末し
羊水を吐き出させ ちゃんと鳴き声を確認し
5〜6頭生まれても 生後2ヶ月の頃には
体の大きさも 同じくらいには 育てあげました。
死産も 途中で死んだ子も 居ません。
トイレなどの 躾もして
子犬が欲しいと来られた方とは じっくりと面接をして
こちらが 飼い主を選ばせて貰いました。
だって 皆で幸せになる為に 産ませて 
親犬から 離せるまで 大切に大切に 育てたのですから・・・
親犬だって 命がけでお産したのですから・・・
ブームになってきて ハスキーの時の様なメチャクチャに
私の犬達が 巻き込まれるのが嫌で 辞めました。

この子だって 家族のアイドルだった時が 有った筈です。
何処でどう 間違えてしまったのでしょうか?・・・
この子は 何の為に 生まれて来たのでしょうか?
この子は どんな思いで ドリームボックスに入ったのでしょうか?

もう こんな悲劇は起きて欲しくないです。
一件でも 減らしたいです。
だから お願いです。
どうか 「WGAリードの会」の勉強会に 参加してください。
問題が起きたら 抱えたままにしないでください。
早ければ 早いほど 飼い主さんも犬も
負担が少なくて済みます。
出来れば 犬を飼う前に 参加してください。
それか 飼い始めて同時でも いいですから・・・
「命」を 預かるという事は
それだけの 責任があるのです。
手間隙をかけ、色んな事を乗り越えながら
お互いの成長の中に 喜びや幸せを見つけるものなのです。
それだけの事を やり通すのが「嫌!」ならば
最初から 「命」に関わらないで下さい。
他の「命」に した事は やがて自分に帰ってきます。

  

    「どちらを選ぶかは あなた自身か 決めることです。」




ニックネーム ecolo at 16:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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