2007年11月14日

頑張っている 花子ちゃん!

先日、警察署に行って 印鑑を押して
ハナちゃんを 正式に 我が家の子にして来ました。
ハナちゃんも 連れて行きました。
担当の お姉さんとお兄さんが
元気になった 花ちゃんを 撫でてくださいました。
そこで 12月から 警察での保護犬の扱いが変わるので
少し お話しをして来ました。

  「1頭でも 助かるように 協力していきましょう。」

具体策は 花ちゃんを連れていない時に
話し合いに行こうと 思います。

花ちゃんは 相変わらず 両目は見えていませんが
首から上の 腫れが引いて 柴犬らしくなりました。
と 同時に 時々ですが 
真っ直ぐに歩く事が出来る様になりました。
少し離れた所から 名前を呼ぶと
動きが止まり しばらく何か考え込み
ジワジワと 大きく旋回しながら
私の所へ 来ようとします。
旨くこれた時は 体を押し付けて 甘えてきます。
腫れが引いたことで だいぶ楽になり
自分自身を 取り戻して来たのでしょう。
部屋の中でも
水を飲みたい時は フローリングの方に行き
爪音を カチャカチャならします。
トイレの時は ドアの前で
フンフン鳴きます。
眠くなったら 自分のベッド(三つ折りにした敷き布団)で
勝手に行って 寝ています。
私がソファで TVを見ていたら ベッドで寝ていたはずが
いつの間にか 足元まで来ていて
あごを ソファに乗せています。
ソファに 上げてあげると
ピッタリと私に 体を押し付け また 眠ります。

ご飯は 他の犬のように くわえる様にして食べるのではなく
スコップですくうように 食べます。
だからホローしてあげないと
器の 中央部のフードしか 食べれません。
お水も 少し水面を斜めに持って行ってあげないと
まともに 鼻先まで水の中に突っ込み
水を飲みながら 溺れています。

トイレも 支えてあげないと
前のめりに こけてしまいます。

そんな 花ちゃんですが
日々 我が家での生活を 自分のものにしています。
たくましいです。
とっても とっても 可愛いです。
どの子も 皆 元気で暮してほしいです。


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

           明日への 祈り

 空を 空を 空を   自由に 翔けよう。
 海に 海に 海に   涙を 沈めて。

 花が 花が 花が   笑って いるよ。
 鳥も 鳥も 鳥も   一緒に 唄おう。


   人は何処から来て 何処へ帰るの?
   何の為に 今 ここに居るの?
 
   誰かの為に あなたは 泣けますか?
   一緒に 冒険してくれる 友は居ますか?
   自分の 全てを賭けて
   守りたい 愛する者が あなたには 居ますか?

 風に 風に 風に   話しかけよう。
 遠くで暮す 友に   伝えてくれる。

 大地 大地 大地   恵みを 分け合おう。
 全ての命は 皆    家族だから。

 星に 星に 星に   祈りを 捧げ
 明日を 信じて 静かに   眠りにつこう。

 夢の 夢の 夢の   中の あなたは
 いつも いつも いつも   微笑んでいるね。

        永久に・・・

ニックネーム ecolo at 16:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月10日

人間は 何をしたいのですか?

今日、県の動物愛護センターからの
出張子犬、子猫の譲渡会が 我が市で行なわれました。
センターのスタッフとは 皆 顔馴染みです。
開いた時間に お話しをしました。
大石氏が 送ってくださった
 
 「セブンディズ 殺処分された犬たち」

を 見ながら話していると 
尚の事 スタッフの重い心が
ひしひしと 伝わって来ます。

  「04年度では 16万頭の犬が 命を絶たれた。」

それを 聞いた人は センターに対し

  「殺すばかりするな!もっと譲渡の数を増やせ!」

と 怒鳴り込む人も 居るそうです。

  「出来るならば そうしたい。」

でも 法律などが立ちふさがり 思うようにはなりません。

何故、殺処分の数を減らすのに 譲渡の数を増やすのではなく
センターに 連れてこられる数を 減らそうと思わないのでしょうか?
何故、これだけの数の「命」が 奪われているのに
反対側で どんどん生ませてるのでしょうか?
人間の 未熟で愚かな思考の影で
苦しみ 不安に怯え 無残にも「命」を もぎ取られていく犬達。
人間は 何をしたいのですか?

   「お金?」

「ペット産業」が お金になると言います。

   「どうして?」

「XX鑑定団」でも 言っています。

   「欲しがる人が居るから 値段が付く。
      欲しがる人が沢山居たら 値段は上がる。」

センターへ犬を連れて来た人達の 言い分を 聞いてたら
心底 腹立たしく

   「初めから 飼うな〜」
   「もう二度と 生き物を飼うな〜」

と 叫びたかったです。
全て 全て 一般の犬を飼う人の 性根の問題ではないですか!
こんな「小さな命」を 思いやり、愛し、守れない人間同士が
どうやれば他人と 旨く付き合って 幸せな生活が送れるのですか?
たかが人間が作った決まり事の「お金」が 余分に欲しいが為に
何故 「尊い命」を もてあそぶ様な事を するのでしょうか?
私だって「お金」は 欲しいです。
でも 生きて行くのに必要な分だけ 有ればいいです。

今日、「リードの会」の ロゴの案が来ました。
きっと 決まるでしょう。
犬なのか 猫なのか よく解らないけれど
そんなの関係ないほど 生き生きとした表情、

  「今 生きて居ることが嬉しい、思いっきり何かがしたい!」
 
そんな顔の子が デザインされています。
勿論、プロの方がデザインされ 会のメンバーでも有ります。
心から「命」を 尊いものとし 大切にされている方だこそ
出来たロゴだと思います。(有難う。)

   「全ての「命」が こんなお顔で 暮せますように!」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


     「母の手の ゆりかご」
 

 人は何を求め さ迷い続けるの?
 それは 誰もが 味わった事の有るもの。
 記憶の底に 沈んでしまった 大切な宝物。

     暖かく 優しい 母の手のゆりかご!

   無防備な 有りのままの自分を
   すっぽりと 包んでくれた あの感覚・・・

 苦しい事 悲しい事の涙を 受け止めてくれる。
 良い事 嬉しい事を 一緒に喜んでくれる。
 悔しかった事 誰にも言えない悩みを 聞いてくれる。
 持って行き場の無い 心の叫びをも 包み込んでくれる。
 安心して 眠れる場所・・・

      どんなに 社会的地位が 有っても
      どんなに 沢山のお金が 有っても
      どんなに 周りを 威嚇してみても
      どんなに 良い人ぶっても
      手には入らない 満たされる事は無い。 
 
     だって それは 心の中に有るものだから・・・

 空の高さや 窓から入る日差しで 季節が変わったのが解りますか?
 道の隅に咲いている花を見つけ「きれい」と 思えますか?
 出合った人達に 心からの挨拶が できますか?
 他人の幸せを 素直に一緒に喜べますか?
 他人の悲しみを 自分に置き換えてみる事が できますか?
 間違いを反省し悔いている者を 許す事が できますか?

 それらが できだしたら よーく周りを見つめ直して下さい。
 有りのままのあなたを 
 無条件で 永遠に愛してくれる友が 見つかるはず。
 もっとも 人の形をしているとは 限りませんが・・・
 きっと その友が
 あなたの探している宝物へと 道案内してくれるはずです。
 

ニックネーム ecolo at 18:53| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月06日

ペットロス

朝 起きると 首が痛いです。
多分、狭いシングルベッドで
花ちゃん、私、エコちゃんと 川の字で寝ているから・・・
花ちゃんは 私の右腕を枕に
エコちゃんは 布団にもぐって
私の左足に 体をあわせて ノビ〜と 寝ています。
私は 朝まで「金縛り」です。

  「でも 暖かい・・・」

花ちゃんは ブー爺さんが居た頃は
いつも ブー爺さんにくっついて 眠っていました。
今は 寒くなり 余計に ブー爺さんが恋しいのでしょう。
真夜中、部屋中 何かを求めて歩き回ります。
そして 目が見えないし 脳障害の為真っ直ぐに歩けないので 
隅っこに 頭を突っ込んでは

  「進めないよ〜」

と フンフン泣き出すのです。
その度に 起き出すのはしんどくなったので
思い切って 布団に引きずり込んでみると
大人しく 寝てくれるようになりました。

それを見ていた エコちゃん、

   「ワタチも〜」

とばかりに 布団に潜るようになりました。

ブー爺さんが 居なくなっても
いつも寝ていた場所には ブー爺さんのお気に入りの
色あせた枕代わりの ロングクッションが
今も 置いてあります。
除ける事が 出来ません。
先日も エコちゃんが
タンスと 本箱の間から
何かを 見つけ出して来ました。
それは ブー爺さんの 抜け落ちた歯でした。

  「私からは見えないけれど
    ブー爺さんは 時々この部屋に来ているのではないかな?」

と 思ってしまうのです。

  「泣きたいけれど 泣いてしまったら
    ブー爺さんを

     「虹の橋の 雨降り地区」

    に 閉じ込めてしまう。
   私が行くまで 明るいお日様の下で 皆で遊んでいて欲しい。」

だから 泣かない、泣けないのです。

ブー爺さんが 逝ってしまってから 言われた言葉。

  「減って 楽になったね。」
  
  「よく頑張ったよ。犬もあなたも。
    これで両方共 楽になったね。」

  「他にも いっぱい犬居るから 淋しくないでしょ。」

悪気は無いのは 解っているつもりです。
でも そうじゃないのです。
「楽」に なると言う事は
ブー爺さんが ここから居なくなったと 言う事なのです。
私は そんな事は 望んではいません。
 
   「楽になんて ならなくて いい。」

「他にも いっぱい居る」でも
ブー爺さんに 変われる子は
世界中、何処を探しても 居ないのです。
ブー爺さんは ブー爺さんだけなのです。

日本では 「ペットロス」への 理解度は低いです。
私は まだ 自分を自分で 誤魔化す術を知っていますが
でなければ 生きた屍のようになってしまいます。
私の友人も この夏 愛犬と言うよりも
愛娘を 亡くし、今 辛い思いをしています。

  「3年間は 泣いてもいいよ。
   ママは 変じゃないよ。普通だよ。
   センターへ 平気で連れて行く人間より
   今 泣いているママの方が ずーと暖かいよ。 
   だから 今はあの子の為に いっぱい泣いてね。
   但し、3年間だよ。」

私の時も そうでしたが
家族すら 沈んでいると 鬱陶しがられ
腫れ物を扱うように 一歩離れてしまいます。
余計に 苦しいです。
せめてこんな時 家族は・・・
犬は ペットは家族ではなかったのか?

「ペットロス」に 関しても 
まだまだ 勉強です。
言える事は

  その子を 家族にすると 決めた時から
  ペットロスは 始まっています。
  最後まで ちゃんと看取り お別れの時に

   「ありがとう。あなたと 出会えて、一緒に暮せて
     幸せだったよ。あなたの事は ずーと忘れない。
    いつか 虹の橋で会おうね。」

「ありがとう。」の 一言が言えるような 
暮らしをしていてください。
犬は 人を人として 成長させる為に
神様が送り込んだ 天使達です。
「ありがとう。」で 天に返してあげてください。
全ての 天使達が そうなるよう 祈っています。
   
   



ニックネーム ecolo at 18:22| Comment(11) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月31日

皆で 幸せになろう!

何気なく入った 本屋で

   犬は「しつけ」で 育てるな!
               (堀 明)

が 目に飛び込みました。
大石氏のブログで この題名を見てから
ずーと 気になっていた本です。
迷わず 買いました。
今まで プロの訓練士さんの講義を聞きに行ったり
良いと言われている 本を読んだりしたけれど
何かが ずーっとひかっかていました。
セラピーに関しては Y先生のおかげで
進む方向が見えました。
でも「しつけ」に関しては・・・
私は 偉い先生が言っているから それが正しい。
とは 思ってはいません。
自分自身が 目で耳で肌で感覚で 納得しなければ
前には 進めません。
ましてや 「命」に関わることです。
犬の1年と 人の1年は違います。

この本は 堀氏が 八ヶ岳の「犬の牧場」で
127頭の 「半自然状態」の犬達と
500日近く寝食を共にするように暮しながら
犬達を観察し続けた上で 書かれた本です。
我が家も 規模は小さいけれど
野生の犬の王国です。
読んでいて 共鳴できる事ばかりでした。

以前居た IPOを目指していた シェパードのファング。
訓練士はおとうさんに こう言いました。

  「お母さんが 触ると
      家庭犬
    に なってしまうから 触らすな。」

結局、ファングは ストレスから
何個もバリケンを噛み砕き 破片を食べ
最後は 4歳で 血を吐き苦しみながら 亡くなりました。
後で解った事なのですが IPOの本場ドイツでは
IPOの犬も 普段は何処にでも居る ただの家庭犬なのです。
ファングに した事は 何だったのでしょうか?


我が家には よく入れ代わり立ち代り
保護した犬や猫が来ます。
健康状態に 以上がなければ
時間をおいて 犬の群れの中に 放り込みます。
どんな子も 人がどうこうするより
犬同士の方が さっさと無理なく 
いろんな事を教え込んでくれます。
人が言う 「しつけ」は
人に都合のよいように 犬を強制する方法を教え込む事で
人によると 虐待にもなりかねません。
「しつけ」の前に もっと大切な事があります。

この本に関しての 我が家の実体験は 沢山有ります。
チャンスがあったら ぜひこの本を読んで欲しいです。
全てを うのみにしなくてもいいから
今後 犬との暮らしの中で きっと

  「ああ、そうっだた。」

と 思い当たる事がでてくるでしょう。

全ての 「ペット」と言う種類の動物の運命は
全て 飼い主次第なのです。
自分自身を映し出す鏡とも 言われるペット達。
自分自身が 幸せになりたければ
真実をしっかりと見極め 勉強をして
ペット達を 守り、愛し、幸せにしてあげてください。


ニックネーム ecolo at 17:26| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月29日

可愛い 花子!

今日、警察署から 電話が有りました。
花ちゃんを 保護してから 半年が経ちました。
やっと 

    「保護犬 花子」

から 我が家の娘

    「F 花子」

に なりました。
警察署の 担当のお姉さんが
保護直後の 花ちゃんの状態をよく覚えていたくださり
心配してくれていました。
手続きをしに行く時、
花ちゃんも 連れて行くつもりです。
元気になっている 花ちゃんを見てもらいたいです。

もう、一つ
今日、写真家の大石氏から

   「セブンディズ処分された犬たち」

が 載っている週刊誌が 届きました。

     日本各地に点在する動物管理センターには、迷い犬、
     不要犬などの指定された動物達が、保護されている。
     その期間は「1週間=セブンディズ」。
     引き取り手の無い場合、人知れず最後の時を迎える。

こう 始まっています。
ページ一面に 処分直後でドリームボックスの扉が開き
重なり合っている 犬達の写真が有ります。

     「ボクはおうちに帰りたい」

処分直後にはずされた 使い込んでいる数々の首輪の写真も・・・
シルバー・レイさんの

     「メモリーズ〜最後の瞬間まで〜」

の 歌が頭の中に 流れてきます。
この子達は こんな酷い目に合わされる位の
悪い事を したのでしょうか?・・・
また ドリームボックスへの ガスのボタンを
押さなければならない担当の方の 精神的苦痛も
こちらにも 息苦しいほど伝わって来ます。
私にできる事!
何が 有るだろうか?
ニックネーム ecolo at 21:14| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

真実を知ってください。

10月4日 日テレの「スッキリ」と言う番組で
ある動物管理センターでの 真実が放送されました。
犬達が センターに連れて来られてから
「ドリームボックス」と言う ガス室に追い込まれ
ガス注入の スイッテが押されるまでが 映し出されています。
また この子達が 連れてこられた理由、
連れてきた人の 言い分なども流れています。

   「セブンデイズ 処分された犬たち」

で 検索してみてください。
そこから 放映を見ることが出来ます。

広島DPの時も 大阪ブルセラの時もそうですが
ただ

   「可哀そう」

だけでは いけないのです。
可哀そうな子達を保護し 
幸せになれる家庭を見つけることも大切ですが
一番しなくては行けない事は

   「可哀そうな子を 作らない、作らせない。」

なのでは ないでしょうか。
その為には どんなに辛くても
現実を直視し 認める事です。
勇気を持てる方は 是非見てください。
辛くて 見ることが出来ない人は
検索だけでも してみてください。
カメラマンの大石氏の 思いだけでも読んで上げてください。

「リードの会」も 今水面下で 色々と動いています。
この会は 会が何かを準備して

  「さあ、いらしてください。」

とは 言いません。
「命」に対して 同じ思いで

   「自分ひとりでは したくても出来ない。」
   「自分にも 何か出来ることは無いだろうか?」
   「もっと こうしたいけど 誰か手伝ってくれないか?」

こんな人達が集まって 

   「自分達で 出来る事から力を合わせて やっていこう。」

そんな 会にしたいです。
こうする事によって
自分自身が 当事者になり 
意識し、自覚していってくれると 信じているから。
また 一つの事をやり遂げようと集まった仲間同士で
お互いを理解しあおうと言う 姿勢や思いやりなどを身につけ
皆でやり遂げる 達成感も 身をもって知ってほしいです。

エコちゃん、サン君、花子ちゃん、
我が家の保護犬達は 私と出会わなければ
もう とうの昔に 処分されていた子達です。
未だにトラウマが抜けない エコちゃん、
三本足の サン君、
両目が見えず、脳障害を抱えたままの 花子ちゃん。
確かに 「難あり」の子達かもしれないけれど
私に言わせれば その子その子の 「個性」であって
本当に 皆良い子ばかりです。
何で こんなに良い子が捨てられなければならないのか?
腹が 立つばかりです。

私も

   「自分に できる事!
      自分でも できる事!」

頑張っていきます。





ニックネーム ecolo at 18:16| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

メッセージ」

<永遠に 愛してる!>

初めて会った時の あなたは
生まれたての 小さな小さな
毛糸玉の様な 赤ちゃん犬だったね。
そして 末っ子として我が家に来たのは 初夏の昼下がり。

  
    「天使が 我が家にやって来た!」


こんなに 可愛くて 良いのだろうか?
フワフワの 長い毛。
赤ちゃん犬の 独特の匂い。
柔らかい 肉球。
家族皆が 夢中になった。

 
  なのに・・・


初めてのワクチンで あなたは
重い重い 病気になってしまった。

   
   「もう 助からない。」


と 病院で言われ 家族皆が 泣いた。


諦めきれず 病院を変えて 奇跡が起こった。
家族皆が 喜んだ。

   
   「大切に 大切に 守りたい。」


何処へ行くのも 何をするのも 家族皆一緒。
お姉ちゃんと頑張った 躾教室。
お兄ちゃんとした おやつの取り合い。
シャンプー、爪切りも いつも私がやっていた。
抱えきれない位 いっぱいの思い出。
目を閉じると あなたと子供達の キラキラした笑顔が
まるで万華鏡の様に 次々と現れる。
幸せな 日々・・・


15年と半年・・・
あなたは 静かに静かに 旅立った。

   「頑張っては いけない。
    逝くのならば 私が居る時に 逝きなさい。」

あなたは 最後の最後まで 忠実でしたね。


こらから先 冷え込む夜は 誰が私を暖めてくれるのだろうか?
悲しい事が有った時 誰が私の涙を 吸い取ってくれるのだろうか?
眠れぬ夜 誰が私と一緒に 星を数えてくれるのだろうか?
誰が 私の内緒話を 聞いてくれるのだろうか?
あなたは 私の心の支えだった。
あなたは 私の体の一部、もう一人の 私。
もう あなたの姿を見る事が出来ない、触れる事が出来ない。
もう あなたの声を聞く事が出来ない。
この哀しみ、淋しさ、不安。
どこへ 持って行こう・・・


でも 私は忘れない。
あなたが 私を 全身全霊で 愛してくれた事。
そして あなたの一番の宝物が 私の笑顔だった事。
だから 今からは 私があなたの宝物を 守って行く!
泣いたりは しない!
いつか 虹の橋で あなたに会えた時

   「お母さん 大好き!」

と 言ってもらえる様に 生きて行く。


末っ子のはずだったのに いつの間にか
お姉ちゃん お兄ちゃんの年を追い越し
私をも 追い越して 逝ってしまった。
愛しい ブラウン・・・

愛してる 愛してる 永遠に・・・

(H17・9・22(土)AM2:00に
   虹の橋へと旅立った ブラウンにむけて・・・)





      <頑張れ 花子!>

あなたの瞳は もう何も 写さない。
あなたの足は その体を行きたい所へとは 導いてはくれない。


4月 雨上がりの朝。
緑内障で 見えなくなった 両瞳。
脳障害で 同じ所をクルクルと回るだけしか出来ない。
見るも哀れな位に 痩せ細った体。
そんな状態で あなたは
車の行きかう道路横の 駐車場に
ひとり 置いてきぼりにされていたね。


私が あなたを こんな目に会わせた訳では無いけれど
私は人として あなたをこれ以上 裏切る事は出来ない。


私は あなたの本当の名前を 知らない。
これまで あなたに起こった出来事も 何一つ知らない。


春 菜の花に戯れる蝶を 追いかけた事は 有るのだろうか?
夏 山から沸き上がる白い雲、真っ暗な空に咲き誇る花火を
               見上げた事は 有るのだろうか?
秋 首を垂れた金色に輝く稲穂、揺れる白いススキの穂の間で
             かくれんぼをした事は 有るのだろうか?
冬 空から舞い落ちる白い花びらをつかまえ様と
              飛び跳ねた事は 有るのだろうか?


でもね、新しい名前と 新しい思い出は作って行ける。
あなたに 後どれだけの時間が残されているのか 解らないけれど
共に 生きて行こう。


今日も 庭先で クルクル回っている。
歩みを止め 声をかけてくれる人達が居る。

   「おっ! 元気に回っているね。」

   「この子を見ていると 私も頑張らなきゃ  って思えてくる。
     エネルギーを ありがとう。」


もう あなたは 哀れな一人ぼっちの老犬なんかじゃ無いよ。
沢山の人が あなたを 愛しいと思っている。

      「頑張れ 花子!」






       <可愛い人>

その人を 最後に見掛けたのは 春爛漫。
誰も居ない 川沿いの桜並木を
小さな愛犬と共に歩いて行く 後ろ姿だった。


声を かけることが出来なかった。
かけては いけない と思った。
その人と 小さな愛犬は
あまりにも その風景に溶け込み
一枚の絵画の様だった。


その人は小柄で いつもニコニコ可愛く笑っている お婆ちゃん。
子供達に 迷惑をかけてはいけないと
小さな愛犬と 二人ぼっちで一生懸命に生きて居る お婆ちゃん。
立ち話をしても 嬉しそうに愛犬の事ばかりを話す お婆ちゃん。
犬の散歩の時に出会うだけなので それ以上の事は 知らない。


苦しい事、悲しい事、淋しい事が
無かった人間なんて 一人も居ないはず・・・
それでも お婆ちゃんは いつもニコニコと
愛犬との楽しい思いばかりを 話してくれる。
お婆ちゃんの お人柄が見えてくる。
可愛い人・・・



いつもの時間、いつもの道を歩いても
その人と小さな愛犬に 出会えない・・・
もう 桜は散り、燕が飛び交い
紫陽花が 雨の中咲き誇っているのに・・・
その人と小さな愛犬は 桜の精にさらわれてしまったのだろうか?



目を閉じると 小さな愛犬を連れたその人は
今もニコニコと 私に話しかけてくる。

  「ボブちゃんがね・・・」

と・・・






        <地球(テラ)へ>

どんな生命にも 母が居る。
私たち人間、犬や猫、鳥や昆虫や魚にも。
木々や草花・・・
全てに 母が居る。
皆、母の体内で 命の元が芽生え
愛され 守られて 成長して行く。
それら 全ての母にも 母が居る。


  それは 地球!


でも今、母なる地球は
ある愚かな子供達の 傍若無人の為に
重い病気に なってしまっている。
悲しんでいる、泣いている、怒っている。
母が 死んでしまうと
もう 命は芽生えない、育たない。


  私達の 大切な母 地球!
  私達の 愛すべき母 地球!


皆が 「良い子」に なれば
母の怒りは 消えるのだろうか?
皆で 「ごめんなさい。」が 言えれば
母は 元気になってくれるのだろうか?
全ての運命は 子供達次第・・・


     母なる 地球!


でも 忘れないで下さい。
あなたを 愛してやまない子供達が いる事も!
一緒に 悲しんでいる子供達が いる事を!
一緒に 頑張っている子供達が いる事を!
大好きなお母さんと 共に生きている 子供達のことを・・・


     お母さん・・・





私の大好きな 犬仲間の人に
「送るからね。」
と 言いつつ なかなか荷物と共に 送れないので
「詩」の方を アップしました。
以前に
「零からの 愛」と「生きる」もアップしてます。
これからも どんどん書いていきますね。

ニックネーム ecolo at 20:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

永久に 愛している!

9月22日、午前2時、
ブー爺さんが 虹の橋を渡ってしまいました。
20日から 食べ物も、水も一切受け付けず
自分で 体を起こすことも 出来なくなっていました。

  「ブーちゃん、母さんからの最後の 命令よ。
     頑張らないで! 苦しまないで!
    行くのなら 行ってもいいよ。
   母さんも いずれは行くから 皆で待っていてね。
    その時は 皆で 迎えに来てね。
   本当に 私の子供で居てくれて ありがとう。
    深く深く、ずーとずーと、愛してる。」

ハスキーのシン君には 逝ってしまう事を認めたくなくて

  「頑張れ!」

を 言い続け 余計な苦しみを与えた事を 後悔しています。

ブー爺さんは 生まれた翌日から 見てきました。
あの頃、小学生だった 娘や息子の
弟として 我が家にやって来ました。
その娘も 嫁に行き
息子は 大工になり独立して 頑張っています。
末っ子だったはずが いつの間にか
娘や息子の年を 追い越し、
私の年さえ追い越し、逝ってしまいました。

我が家に来て 初めてのワクチンでパルボになり

 「幼すぎて 助からない。
   他の患者に うつるといけないから 帰ってくれ。」

と ワクチンを注射した動物病院で 玄関払いされ
動物病院を変えてから

    15年3ヶ月

生きる事が 出来ました。
ずーと 母子家庭で 人には言えない
辛い事も 沢山ありました。
何度も 子供達を連れて 死ぬ事も考えました。
そんな暮らしの中で 私を支えてくれていたのが
ブラウン(ブー爺さん)でした。

  「親が迷えば 子も迷う。」

と ブツブツ念仏のように 唱えながら
ブラウンを 抱きしめていました。
今現在、私達親子が 元気でそれぞれの道で頑張っていられるのも
全て ブラウンが 居てくれたおかげです。

   「娘が 嫁に行き、
     息子が 独立して
    そして ブラウンが逝ってしまった。」 

私の中で 一つの幕が 下りたみたいです。
今から 私が歩くべき道が ハッキリと見えたような気がします。
今、同じ魂を持つ人達が 
ある新聞をきっかけに 繋がって来ています。
この道の先に 絶対にあの子達が待ってくれていると
確信しています。

  「母さん、よく頑張ったね。ご苦労様。
    さあ、今からは 僕たちと平和に過ごそうね。」

と 言ってくれると 信じています。
ブラウンとも また一緒に暮せると 信じています。
だから 淋しいけれど 悲しくは無いです。
信じているから・・・
もう一度 あの子達に

  「母さん」

と 呼んでもらえる 生き方をして行きたいです。
ニックネーム ecolo at 14:02| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

ちょっと、一休み

暑いです。
でも 我が家のクーラーは 
診療所以外は 機能しません。
3階吹き抜けで 屋根も一部ガラス張りで 意味無いのです。
犬達は 家の中でも 一番涼しい場所で
保冷剤を抱え、扇風機に当たりながら
すやすやと 眠っています。
老犬達も 何とかこの暑さを 乗り越えてくれました。

今、私の部屋の住人は
ブー爺さん、エコちゃん、花ちゃん、シンバとらんまです。
狭い部屋に 5頭。(暑苦しい〜)
ブー爺さんは 歩行が大分難しくなってきて
真夜中も

   「喉が渇いた〜。水〜。」

と 鳴いて起こしてくれます。
花ちゃんは 目が見えない事も有って
昼、夜、関係なく マイペース。
シンバとらんまは 夜明けと共に 大運動会を始めます。
エコちゃんは 私の影の如くストーカー。
私自身、いつ寝て、いつ起きているのか よく解りません。

ボーと シンバとらんまを 見ていたら

  「シッポが 長い!」

と いう事に 気付きました。
早速 捕まえて図ってみると

   シンバ:26cm
   らんま:28cm

有りました。
この子達は 顔が小さくて 手足は長いです。
おまけに このシッポの長さ。
ディズニー映画などに出てくる 猫の様です。
シンバは ベージュで濃淡で所々水玉の様な 模様が有ります。
らんまは 薄っすらとした黒ですが 毛を反対に撫でると真っ白です。
らんまは タマタマも右が黒で 左が白です。
エコちゃんの遊び相手は らんまです。
呼べば サッサと来るし 犬みたいな猫です。
お父さんには 悪いけれど
もう この子達と離れられなくなりました。
そこに居て 当たり前になってしまいました。
ダメですね。
こうやって 増えてしまうのですね。

我が家には 今、

   犬:11頭(私の犬は8頭)
   猫: 2匹(私の)
  陸亀: 2頭(お父さんの)
 熱帯魚:いっぱい(お父さんの)

これだけ居ますが 平和なんです。
病気や怪我なんかは有りますが 生きて居るから当たり前の事で
私には 苦になっていないのです。(お父さんは 解りません?)
この子達を 守っていくことが 
私の生きるエネルギーです。
この子達が 居てくれる事に
心から 感謝しています。
この子達の 寝息、寝言を聞いている時が
一番 幸せです。


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2007年09月03日

心の行き場

書きたい事が いっぱい有ります。
全て 実話です。
早く この会社に戻れて 思う存分動きたいです。

  

   「親の愛情・・・1」

私の父は 5年前の3月15日に亡くなりました。
Mダックスの メイちゃんが生まれて
丁度 1ヶ月後の事でした。
父は 大正3年9月2日生まれです。
脳梗塞、喘息を患い 1〜2年ほどは
ほとんど意識の無いままの 延命処置でした。
担当医から

  「もう 限界です。」

と 言われ 延命処置を外し
東京、大阪の姉達も 病院へ泊り込み 見守りました。
病院は周りに店も無い 不便な場所に有り
地元は 私だけだったので 
皆の食事など 身の回りの世話の為、
一人 走り回っていました。
結局、病院を離れている時に 父は亡くなり
家族で 私だけが 父を看取るが出来ませんでした。
でも 以前にも書いたのですが
私には 生きている者の魂は 黒い影で
亡くなっている者の魂は 白い影で見えます。
亡くなる 前日に
父が 一人一人に挨拶しているのを 見ました。
いつ、亡くなってもおかしくない状態で
何故 3月15日だったのか・・・
娘だけが 覚えていてくれたのだけど
3月14日は 私の誕生日だったのです。
父から 私への最後の誕生日プレゼントだったのです。
父が 意識の無いままの 延命の間で
意識が戻ったのは 発作が起こった時だけでした。
あの時の 苦しみに歪んだ顔は この世の者とは思えませんでした。
その様子を知っているのは 家族の中では私だけです。
姉達は 東京、大阪だし
母は 長年の看病疲れから病気になり 入院していました。
私は 家事、仕事、犬の世話、
両親のお世話で 別々の病院へと 毎日走り回っていました。
だから そんな私の為に
延命処置を外して すぐに亡くなってもおかしくない状態なのに
3月14日まで 頑張ってくれたのだと思います。
 (担当医が 不思議がっていました。)

   「お父さん、有難う。」

父の葬儀の為に 親戚の人達が来てくださいました。
その中に 小学校4年生位の 男の子が居ました。
その子は 汚れたきつきつのシャツと 破れた靴下を履いていました。

  「着替えるのなら この部屋を使って。」

と 言うと その子は

  「この服しか 持っていない。」

と 答えました。
その子は 両親の離婚で 
姉は母親に そしてその子は 父親に引き取られました。
でも 父親にも世話を放棄され 仕方なく祖父母に引き取られました。
しかし 祖母は性格のきつい人で その子とは血の繋がりも無く
酷い扱いだったようです。
私とお父さんは 
 
  「せめてその子に新しいシャツを」 

と 思い お店に行きました。
二人で 

  「このシャツがいい。」
  「ならば ズボンはこれが合うね。」

なんて 選んでいると 結局上から下まで
全て揃えて 買ってしまいました。
そこ子は 自分の為に買ってもらうのは 初めてだったようです。
凄く喜んで、凄くはしゃいで・・・

父の葬儀も 無事終わり、焼き場に行った時の事です。

  「R君も お爺ちゃんの骨を拾ってあげてね。」
  「うん、お爺ちゃんとっても僕に 優しかった。」

すると その子の祖母は

  「あんたとは 血も繋がっていない。
     関係ないんだから 触るな。」

と その子を 突き飛ばしました。
転んでしまったその子の 祖母をにらみ付ける目は
今思い出しても 恐ろしいほどです。
 
  「R君は 届かないから 
     こっちでお兄ちゃんに 抱っこしてもらって拾ってね。」

その子は 急いで私の元に 走って来ました。
私の息子に 抱っこしてもらい
お爺ちゃんの 骨を拾ってくれました。

実家に帰りつき 色々と有るのですが
私は 子犬が生まれていて 離乳食を食べさす為に
一度 家に帰る事にしました。
その子も 一時も私から離れようとせず
一緒に 付いてきました。
生後1ヶ月の Mダックス・ロングの 可愛い赤ちゃんが6頭です。
でも 母犬は始めて見る その子に対し
警戒心丸出しで 吠え続けます。
その子が 赤ちゃんをよく見ようと 近寄った時
母犬は いきなり その子の太ももに 牙を立てました。

  「僕、何もしてないのに。
      何で 怒っているの?噛み付いたの?」

  「ごめんね。R君を見るの 初めてでしょ。
      赤ちゃんを盗られると 勘違いしたのよ。」

  「ふ〜ん。そうなの。
      驚かせて ごめんね。
    大丈夫だよ。赤ちゃん、盗らないからね。
      僕の臭い 覚えてね。仲良くしてね。」

言葉が 出ませんでした。
犬でさえ 体を張って 我が子を守ろうとしているのに・・・
その子は 両親に捨てられ 
今、その子の周りで その子を守ろうとする 大人は一人も居ない。
その子自身が 一番感じている事。
どんな思いで 母犬に 話し掛けたのだろうか?
胸が締め付けられます。

その後、その子は 祖母の財布から お金を盗み
家出を繰り返したそうです。
祖母は

  「嘘つきで 泥棒なんて 置いて置けない。」

私も 電話で

  「そうじゃないよ。
    確かに した事は悪い事だけど
     それは その子の言葉に出来ないSOSだよ。」

と 説明したのですが 理解はしてもらえませんでした。
その後も いろいろと生活の様子が 耳に入って来ましたが
まともな 世話はしてもらえず
その為に 学校でも 担任からもイジメを受けていたようです。

自分の力の無さが 歯がゆかったです。
犬や猫ならば さっさと取り上げれるのですが
人間では そうは出来ません。
私に 出来ることは
その子に会った時は 何が有っても
あの時に 母犬に言った言葉を信じて
いつも変わらず 接してあげる事ぐらいしかないのです。
いつも 心の中で 祈っています。

  「どうか 人を怨まず、人生を投げ出さず
    苦しい分、悲しい分、淋しい分
      優しさと 強さに変えて欲しい。
   また いつか「おばちゃ〜ん」って
    会いに来て欲しい。」

その子の 祖母は自分の愛犬は 贅沢をさせ
甘やかし バカ可愛がりをしています。
見方によったら 可哀そうな人かもしれません。


長くなりましたが
今日も バカな大人の為に 苦しんでいる子が我が家に来ました。
また 次回書きます。
動物を 通じてでもいいです。
皆 もっと心優しく、強くなってください。
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2007年08月24日

bP1 僕は太陽(サン)

この家に来て 数週間がたった。
病気も しなくなった頃、
1階の仲間達に 僕を紹介してもらった。 
皆、僕が2階で暮している事は 
臭いで 解ってくれていた。
皆の仲に 放り込まれた僕は 困ってしまった。

  「こんにちは。
     僕、サンです。よろしく!」

皆が いっせいに 僕を匂いに来た。
Mダックスの ジェニー婆さん、吾空おじさん、ネネおばさん、
モエおばさん、メイちゃん、マルちゃん。
シェルティの パールちゃん。

  「エコちゃん 助けて〜」

  「しっかりしなさい。
   私も最初に その洗礼を受けたのよ。」

そして 皆は僕を 家族として 受け入れてくれた。
僕に 意地悪をする犬は 1頭も居ない。
外には コリーのウーおじさん、
グレートデンのアンディおじさんも 居た。

  「僕の体の 何倍有るんだろう?」

皆、凄く優しい。
動物病院では 仲間は沢山居たけど
いつも 違う誰かだった。
夜には 僕は必ず 一人ぼっちになってしまっていた。

  「家って、家族って
    同じ仲間が いつも一緒に居られるんだね。
   ウン! やっぱり その方が嬉しいな!」

  
        皆、大好き!
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bP0 僕は太陽(サン)

家には お母さん以外にも

  「お父さん、お兄ちゃん」

って 呼ばれている人達が居る。
でも 僕を あまり撫でてくれたり、声はかけてはくれない。
仲間は 僕とエコちゃん以外は 皆
血統書付きの 純血種と呼ばれている 犬達ばかり。

  「やっぱり 僕は 
    雑種で 3本足だから 嫌われてきるのかな?・・・」

僕は 少しずつ解ってきた。

   「可愛い。可哀そう。」

って 言葉の意味が・・・
他所の犬だから 僕を哀れんで
優しくしてくれただけだったんだ。
僕みたいに 雑種で 何の価値もなく
おまけに3本足の 僕を
本気で 受け入れてくれる人なんて
ほとんど 居ないんだ。

  「お母さんは どうなんだろう?
     僕の事を どう思っているんだろう?」

  「今まで 感じた事の無い 淋しさで 胸がチクチクするよ。」

  「淋しいよ。
   怖いよ。 
   誰でもいいから 僕を撫でて!
      かまっていて!
    僕を 見ていて!」
ニックネーム ecolo at 18:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

bX 僕は太陽(サン)

僕を お母さんの所に 連れて来てくれたのは
草原で 僕を見つけて 動物病院へ運んでくれた
心優しい お兄さん。
僕の為に 仕事を休んで
神戸から 愛媛まで 車を走らせてくれたんだ。
僕の
 
  「サン」

と言う 名前は 3本足の

  「3:サン」

と 太陽の様に いつも明るく 皆から愛される様にと

  「SUN:サン」

僕の命を助けてくれた 動物病院の先生が
付けてくれた 名前だったんだ。
お母さんは 心優しい、正義の味方の

  「アトム」

に したかったんだけど 「サン」の由来を聞いて

  「一番ステキな 名前ね。」

って!
僕は いろんな人に守られ、愛されていたんだね。
でも その頃の僕には そんな事 ぜんぜん解らなかったよ。
お母さんが 僕の宝物として 大切にとっておいてくれている物。
僕が お母さんと初めて会った時にしていた 赤い小さな首輪。
お母さんが こっそりと教えてくれた。
裏に書かれている 先生から僕への メッセージを。

  「さんちゃんが 幸せで いられますように。」
ニックネーム ecolo at 18:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

bX 僕は太陽(サン)

お母さんが 僕の事を知ったのは
ネットの 里親探しのコーナーだと 言っていた。
やっと目が開いたばかりなのに
3本足になったしまってた 僕の事が心配で
僕を見つけて 病院へ運んでくれた人と
ずーと メールのやりとりを していたんだって。
お母さんは 少しでも早く 僕を引き取りたかったんだけど
僕の命を助けてくれた 動物病院の先生が

  「こちらでも 絶対にきとくな人が居るはずだ。
   四国なんて 遠くにはやりたくない。

って お母さんの申し出を 断り続けていたんだって。
お母さんは

  「では そちらで この子にとって良いご縁が有りましたら
   宜しくお願いします。
   もし 良いご縁が見つからなかった時の為に
   私は この子の最後の 受け皿になります。」

そう 先生に伝えたんだって。
何組かの 家族が 僕を引き取りたいと 言って来たらしいけど

   「可哀そう。可愛い。だけでは 犬は飼えない。
    せっかく助かった命。幸せになって 欲しいんだ。」

って 一生懸命に 僕を幸せにしてくれる里親さんを
探してくれたんだけど なかなか見つからなくて・・・
僕の 心身の成長を考えると
 
  「動物病院で 世話するのにも限界が有る。」

って 先生は 僕のアルバムと 一通の手紙を添えて
僕の幸せを お母さんに 託したんだって。
ニックネーム ecolo at 18:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

bW 僕は太陽(サン)

お母さんは 今はある会社の事務所で 仕事をしている。
僕が 初めて お母さんとエコちゃんに
会った場所が そうらしい。

家には 他にも仲間がいっぱい居るのに
僕と エコちゃんだけは 特別扱いで
毎日 お母さんに 事務所に連れて行ってもらっている。
事務所には 僕とエコちゃん専用の それぞれの部屋が有る。
そして エコちゃんは そこから

   「犬の学校」

とやらに お迎えの車に乗って 出かけている。

  「犬の学校って 何だろう?
   エコちゃん、楽しそう。
   僕も 行ってみたいな。」

会社の人達も 皆
僕やエコちゃんに 優しくしてくれる。

  「結構 良いかも。」

  「でも 何故、僕とエコちゃんだけ 特別なの?」

エコちゃんが 言った。

  「私も 捨てられていたの。公園に・・・
   優しい人も居たけれど 私を棒で叩いたり
     石を投げつけてきた人も 居るわ。
   いつも お腹をすかせていたし 
     安心して眠れる場所も無かったの。
   飼い主さんと お家に帰っていく お友達を見送りながら
    淋しさに 押しつぶされそうになった事も 数え切れないわ。
   何故、私には 帰るお家が もう無いの?・・・
   そんな時 お母さんが 抱きしめてくれたの。
   今は とっても幸せよ。
   サン君にも 解る日が 来るわよ。」
ニックネーム ecolo at 18:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

bV 僕は太陽(サン)

下痢が治ると 今度はオシッコに 血が混じりだした。

  「オシッコする時 痛いよ・・・」

病院で 検査すると
  
    「尿道結石」

と 言われた。
僕みたいな子供がなるのは 珍しいとも 言われた。

  「僕って やっぱり変なのかな?」

直すのに お薬と
決められたご飯を 決められた量しか
食べさせてもらえなくなった。

  「育ち盛り、食べ盛り真っ最中の僕なのに・・・」

それでなくても 右前足が無いから
残っている左前足に 負担が掛かるからと
お腹いっぱいには 食べさせてもらえない。
 
  「食べる事だけが 僕の唯一の楽しみなのに。」

お母さんは 容赦なく キッチリとしか くれない。

  「お母さんは 以前に動物病院のスタッフをしていたから
   こう言う事は 厳しいのよ。」

と エコちゃんが 教えてくれた。

  「何か、モヤモヤ〜、イライラするよ〜」

エコちゃんから 一喝!

  「サン君、自分の為でしょ。
   我慢、我慢!」

尿道結石が治ると 僕は病気らしい病気はしなくなり
元気いっぱいに なった。
ニックネーム ecolo at 17:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

bU 僕は太陽(サン)

僕が 3本足になったのは 暑い8月の初め。
そして エコちゃんに初めて会ったのが 11月。
エコちゃんが いろいろと教えてくれるけど
僕には 解らない事ばかり。
それは 僕が 人で言えば まだ5歳位の
子供だからだと 思っていた。
僕は 足以外で 何処が仲間と 違うのだろう?


僕は ある日 酷い下痢をしてしまった。
それも ウンチをする時に
仲間の様にうまくバランスをとって 踏ん張れないから
中腰になってしまい 白い壁も お母さんのベッドも
僕の ウンチまみれに してしまった。

  「怒られる〜」

でも お母さんは 僕を
一度も 怒ったり 罰する事はなかった。
ただ

  「お腹痛いね。つらいね。よしよし。
   お母さんが付いているからね。大丈夫よ。」

って 汚れた僕の体を 優しく拭いてくれたり
病院へ 連れて行ってくれた。

お腹は痛いし、体はだるいし、最悪だったけど
なぜか 胸の中に フワッとした 不思議なものが有った。

  「何なのだろう?」

お尻が ムズムズするよ。
ニックネーム ecolo at 17:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

bT 僕は太陽(サン)

美味しそうな臭いで 目が覚めた。
そう言えば

 「今日は 長い時間車に乗るから 車酔いしたら行けないからね。」

と 朝から 何も食べさせてもらっていない。
お腹が空いていたのと 眠たいのとで
ただ 夢中で食べて またすぐに 爆睡してしまった。


真っ暗い中、フッと 目が覚めた。

  「ここは どこ?  
     僕のベッドは どこ?・・・
    
        有った!」

翌朝、エコちゃんに言われた。

  「初めてのお家で 夜 サン君が目を覚まして 
     淋しがらないように。
   って お母さんが お布団に入れて
   抱いて寝てくれていたのよ。
   なのに サン君は ガバッと起き上がったかと思うと
   サッサと自分の部屋に入って
   知らん顔で 眠ってしまうんだもの。
   お母さんも 私も 目が点になったわよ。」

  「え!でも 僕、いつもあのバスタオルに包まって眠っていたから
   あの バスタオルさえあれば どこでも平気だよ!
   一番 安心するんだ。」

  「サン君って 変わってる〜」

  「僕、変わってるの?」

  「そうよ。私なんて お母さんの体のどこかに
   くっついる時が 安心出来る時よ。
   他の子達も そうよ。
   お母さんに 撫でてもらったり、抱いてもらって居る時が
   一番幸せよ。」

僕には 解らない?・・・



ニックネーム ecolo at 17:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

bS 僕は太陽(サン)

それから 女の人とエコちゃんと一緒に
また車に乗って 違う場所へ行った。
エコちゃんが 言った。

  「ここが お家よ。」

  「家? 病院なの?」

僕には 解らない事ばかり。
ドキドキしながら 建物の中に入った。

  「な〜んだ。やっぱり 病院だ。
   仲間がいっぱい 居るじゃないか。
   でも、ちょっと違う。何だろう?
   臭いだ!お薬の臭いが しないよ?」

エコちゃんに 言われた。

  「だから 家だって言ってるでしょ!
   サン君のお部屋は あそこよ。
   いろいろ教えてあげるから ちゃんと覚えるのよ。
   解った!」

女の人は 皆から

  「お母さん」

と 呼ばれていた。
お母さんの部屋は 二階に有って
エコちゃんと ブー爺さんの部屋でも有った。
僕の部屋は お母さんの部屋の一番奥の 壁際に有った。
僕の部屋には 僕がずーと使っていたバスタオルが敷かれ
お気に入りの アヒルさんのぬいぐるみも有った。
それで 安心したのと
今日は長い間 車に揺られていたので
疲れたのか 眠くなってきた。
用意してくれた お水を飲み干し 部屋に飛び込むと
バスタオルに包まり すぐに 爆睡してしまった。

ニックネーム ecolo at 16:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

bR 僕は太陽(サン)

僕は 車に乗せられて
病院から 人のいっぱい居る所へ
よく 連れて行ってもらった。
何処へ行っても 相変わらず皆は
僕を 優しく撫でてくれる。

  でも ずーとは 側に居てくれない。
  必ず 一人ぼっちで また病院に帰る。

少し 涼しくなって来た ある朝、
いつもより 長く車に乗っていた。
車から 降ろされた場所は
見たことも無い 景色、
知らない 臭いばかり。

一人の女の人が 僕を 抱上げてくれた。
僕には これから何が起こるのか
想像する事さえ 思いつかなかった。

僕を 病院から連れ出した人は
女の人に 僕の名前を

   「サン」

と 伝え
僕を その場に置いて
車ごと 居なくなってしまった。

  「エ! 何? 何?」

女の人の 横には
僕に似ている お姉ちゃん犬が 居た。
女の人が

   「エコちゃん」

と 呼んでいた。
エコちゃんが 言った。

 「たった今から サン君は 私達の家族よ!」

 「何? 家族って 何なの?・・・」



〜おまけ〜

居候の シンバとらんま(蘭丸)は 元気に育っています。
近所の人達の 話で解った事ですが
この子達の前に 捨てられていた子猫達は
車に撥ねられて 亡くなったり
朝、河川敷の草原で 冷たくなっていたそうです。
以前も ブログにも書いたのですが(H6.9.25)
真夜中に車に撥ねられ 
明け方、私の腕の中で息を引き取った 小さな子猫も 居ました。
最後まで 「命」に 責任を持ってください。
持てないのならば 初めから「新しい命」を 
作り出さないでください。
「命」を もてあそばないで下さい。

8月19日(日)
愛媛県動物愛護センターで
AM10:00から プロの訓練士さんが
犬との楽しい付き合い方の コツを教えてくださり
その後、それを生かしたゲームなどで 
犬と一緒に遊んだりする イベントをします。
PM1:00からは 「クレア&香」の
コンサートが 開催されます。
「ありがとう・・・ダン」を 生で聞けます。

 動物愛護センター 089−977−9200

是非、問い合わせてみてください。
我が家からは サン君、アポロ君が 行く予定です。
山の中ですが ドライブがてら来て、
一日、愛犬と楽しんで 思い出を作ってください。
勿論、犬連れ、連れてなくての 見学だけでもOKです。

書きたい事が いっぱい有ります。
安楽死を選ばなければならなかった あるショップの 子犬。
大人になりきれない 大人の犠牲になった 子供とその愛犬。
私の周りで 「小さな命達」が 悲鳴をあげています。
皆に ちゃんと知ってもらいたいです。
ニックネーム ecolo at 17:20| Comment(14) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする